「数えきれないほど叩かれて」
7月20日14時(日本)解禁
ヒューマン・ライツ・ウォッチの新報告書「『数えきれないほど叩かれて』:日本のスポーツにおける子どもの虐待」は、スポーツをする日本の子どもたちが、暴力や性虐待、暴言の被害に遭っており、生涯にわたる心的外傷を受けていることを明らかにしている。本報告書は、オリンピアンやパラリンピアンを含む、800人以上(50人以上のインタビュー調査と、オンラインアンケート調査での757人の回答)について、子どものときのスポーツの体験を調査してまとめた。顔面を殴られたり、蹴られたり、バットや竹刀で殴られたり、水分補給を禁じられたり、首を絞められたり、ホイッスルやラケットでぶたれたり、性虐待や性的嫌がらせを受けたなどの訴えがあった。近年、日本で改革が行われているものの、このような虐待が「当たり前」のこととされ、選手がアクセスできる通報相談窓口や救済措置が整っておらず、日本の学校スポーツから競技団体傘下のスポーツやトップレベルのスポーツまでアカウンタビリティ(責任追及)が不十分であることを、本調査は明らかにした。これにより、加害者である指導者が、他の選手にも危害を加え続けている。 日本が2021年7月に東京で開催されるオリンピック・パラリンピックに向けて準備を進めているいま、日本の現状に対する世界の関心は、スポーツをする何百万もの子どもたちを守るために日本国内の法制度そして世界の政策を変える、またとない機会となる。
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